ごあいさつ

  萩の土を生かした仕事をしたいと思ってずっとやってまいりました。それぞれの作品にあった土と釉。萩の土の魅力は釉薬を施して窯の中で最高に旨く溶けて透明になり、その下で土は窯変という景色を見せながらも、息をしているところにあるのではないでしょうか。
  月日が経って、よく慣れた茶器をご覧頂いたときに、その土味と手取りの良さを感じて頂ければ、作家として本当に嬉しいことです。

  時代は変化しても、変わらない陶の仕事。これからもじっくりと取り組んでいきたいと思います。


十五代   坂倉新兵衛